豊川医院では、所沢市小手指でメディカルダイエット外来を行っています。
近年、体重管理や肥満症治療に関連して「GLP-1」という言葉を目にする機会が増えました。
GLP-1受容体作動薬は、食欲や食事量に働きかけることで、食事療法・運動療法とあわせた体重管理を支える薬です。
一方で、すべての方に同じ体重減少効果が得られるわけではなく、副作用や使用上の注意もあります。医師の診察を受け、適応を確認しながら使用することが大切です。
GLP-1とは
GLP-1は、食事をした際に消化管から分泌されるホルモンのひとつです。
血糖値に応じてインスリンの分泌を促すほか、食欲や満腹感にも関係しています。
GLP-1受容体作動薬は、このGLP-1の働きを利用した薬です。

GLP-1受容体作動薬が体重管理を支える仕組み
GLP-1受容体作動薬は、脳の食欲に関係する部分などに働きかけます。
使用することで、以下のような変化が期待されます。
- 満腹感を保ちやすくする
- 食欲を抑える方向に働く
- 食事量の減少を支える
- 食事療法や運動療法を継続しやすくする
薬を使用するだけで体重管理が完結するわけではありません。
食事、運動、睡眠などの生活習慣を見直しながら、医師の管理のもとで継続することが重要です。
体重減少効果には個人差があります
GLP-1受容体作動薬による体重変化は、薬の種類、使用量、使用期間、健康状態、生活習慣などによって異なります。
肥満症治療薬ウゴービの承認審査で評価された臨床試験では、日本人と韓国人の肥満症患者さんを対象に、食事療法・運動療法を行いながら68週間の治療が実施されました。
日本人部分集団では、68週時点の平均体重変化率は、プラセボ群でマイナス2.1%、ウゴービ1.7mg群でマイナス10.3%、2.4mg群でマイナス13.4%でした。
これは臨床試験に参加した患者さん全体の平均値であり、個人の効果を保証するものではありません。また、試験には対象条件があり、食事療法・運動療法と組み合わせて実施されています。
すべてのGLP-1受容体作動薬が体重管理目的で使えるわけではありません
GLP-1受容体作動薬には、糖尿病治療薬として承認されている薬と、肥満症治療薬として承認されている薬があります。
同じGLP-1受容体作動薬でも、承認されている目的、対象となる方、使用方法、用量が異なります。
希望する薬を自己判断で使用するのではなく、医師の診察を受け、健康状態や治療目的に合った方法を検討する必要があります。
主な副作用と注意点
GLP-1受容体作動薬では、胃腸に関係する症状がみられることがあります。
主な症状として、以下が挙げられます。
- 吐き気
- 便秘
- 下痢
- 嘔吐
- 腹部不快感
- 腹痛
- 食欲減退
また、急性膵炎、麻痺性イレウス、低血糖など、注意が必要な副作用もあります。
使用中に強い腹痛、繰り返す嘔吐、著しい体調不良などが現れた場合は、使用を続ける前に医療機関へ相談してください。
メディカルダイエット外来を希望される方へ
豊川医院では、メディカルダイエット外来を行い、ウゴービを使用した自費診療にも対応しています。
診察では、体重やBMIだけでなく、既往歴、現在の健康状態、服用中のお薬、生活習慣などを確認します。
ウゴービを含むGLP-1受容体作動薬は、希望されるすべての方に使用できる薬ではありません。診察の結果、使用できない場合や、別の方法をご提案する場合があります。
所沢市小手指周辺で、GLP-1受容体作動薬を用いた体重管理やメディカルダイエットについて相談したい方は、豊川医院へお問い合わせください。
本記事について
本記事は、GLP-1受容体作動薬に関する一般的な情報を提供するものであり、特定の治療効果を保証するものではありません。
実際の治療については、医師の診察を受けてご相談ください。