豊川医院では、患者さんの問診内容や診察内容をより正確にカルテへ記載するため、AIを活用したカルテ作成支援システムを導入しています。

このシステムは、診察時の会話を音声データとして一時的に記録し、その内容をもとにAIがカルテの文章案を作成するものです。

AIが診断や治療方針を決めるものではありません。作成された文章案は、医師が内容を確認・修正したうえでカルテに記載します。

AIを活用したカルテ作成支援とは

診察では、現在の症状、これまでの経過、服用中のお薬、検査結果、今後の治療方針など、多くの情報を確認します。

AIカルテ作成支援システムを活用することで、診察中の会話内容を整理し、重要な情報をカルテへ正確に記載することを支援します。

医師がパソコンへの入力だけに集中する時間を減らし、患者さんのお話を伺いながら診察を進めやすくすることも、導入の目的のひとつです。

SOAP形式で情報を整理します

当院のシステムでは、診察内容をSOAP形式に整理したカルテ案を作成します。

SOAPとは、診療情報を以下の4つに分けて整理する記録方法です。

  • S(Subjective): 患者さんから伺った症状や経過
  • O(Objective): 診察所見や検査結果などの客観的情報
  • A(Assessment): 医師による状態の評価
  • P(Plan): 今後の検査、治療、生活上の注意などの方針

情報を一定の形式で整理することで、診察内容や今後の方針を記録しやすくします。

カルテが作成されるまでの流れ

  1. 診察時の会話を音声データとして一時的に記録します
  2. AIが会話内容を整理し、SOAP形式のカルテ案を作成します
  3. 医師が内容を確認し、必要な修正を行います
  4. 医師が確認した内容をカルテに記載します
  5. カルテ作成後、音声データは自動的に消去されます

AIが作成した文章をそのままカルテとして使用するのではなく、最終的な内容は医師が確認します。

音声データの取り扱いについて

診察時に一時的に記録した音声データは、カルテ作成後に自動的に消去され、継続保存されません。

音声データは、問診・診察内容を正確にカルテへ記載する目的で使用します。

当院では、患者さんの診療情報を適切に取り扱いながら、より正確で分かりやすい診療記録の作成に努めています。

AIは診療を行うものではありません

このシステムにおけるAIの役割は、診察内容の記録を支援することです。

診断、検査、治療方針の決定、処方などの医療行為は、これまでどおり医師が行います。

AIによる文章案に誤りや不足がないかを医師が確認し、必要に応じて修正したうえでカルテへ記載します。

ご不明な点がある方へ

AIを活用したカルテ作成支援システムや音声データの取り扱いについて、ご不明な点やご心配な点がある場合は、診察時に医師またはスタッフへお尋ねください。

豊川医院では、患者さんのお話を丁寧に伺い、正確な診療記録を作成するために、適切な方法でシステムを活用してまいります。